[397]クリスマスキャロル / まぐねしうむ

ディスニーでも何度も映画化されている本作。
原作を、中学生以来、ひさしぶりに読みました。
…いやあ、30を過ぎた今なら、
この物語の神髄が分かるわ―^^;
中学生のころは「みじめな人生を送らないために、人に親切にしなさい」という教訓本だと思って読んだのですが、そんな薄っぺらいもんじゃないですね。

これは、長年心を閉ざしてろくでもない人生を歩んできた、
強欲な老人ですら、一夜にして残りの人生を変えることができる、という可能性を示した希望の物語なのですよ。
スクルージ自身の頑なさにも関わらず、
彼の周囲には、まだ(彼の甥に代表される)救いのチャンスが常に差しのべられているわけです。
そしてスクルージの偉いところは、偶然にも?舞い込んできたもっと大きなチャンス(マーレイの幽霊の訪問)という機会を、
ちゃんと受け止めて活かしたことです。
受け止めた後の彼は、
おそらく自分の過去をクヨクヨ後悔することはなかったし、
一部の周囲の人間の好奇の目など気にせず、
得られた新しい人生を謳歌して生きていったような結びになっています。
「人生を変えるのに、遅すぎることはない。私自身も。」
初読から20年を経て35歳の私が読み取ったこの物語の教訓は、
そのようなものでした。
色々あるけど、めげずに行こうぜb☆


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